マズローの欲求5段階説 × EYLF 全6回シリーズ
今回:Vol.② / マズロー第1・2段階(生理的欲求・安全の欲求)/ EYLF Outcome 3
育児&幼児教育サポーターのUmiです😊
ちょっと聞いてほしいんですが……
こんな経験、ありませんか?
「ちょっとだけ一人で遊んでいてほしいな」って思って、
その子が大好きなおもちゃを用意しておいた。
いつもならすぐ飛びついて夢中になるのに、
その日に限ってグズって泣き叫ぶ。
「え、なんで!?いつもこれで遊んでるじゃん!?」ってなりますよね笑
(なります。ほんとになります。)
でも実は、その答えが意外とシンプルなところにあることが多いんです。
「生きるための土台」が整っているか?
マズローのピラミッドの一番下にあるのが「生理的欲求」です。
食事・睡眠・排泄・休息……生きるために欠かせない、身体的なニーズのこと。
その上にあるのが「安全の欲求」——安心・安定・予測可能性、いわゆる「心の土台」です。
この2つが揺らいでいると、子どもはその上にある「遊び」や「学び」にエネルギーを向けられません。
さっきのグズグズも、もしかしたら眠かっただけかも。お腹が空いてたかも。
「いつもと違う」という空気を感じて不安だっただけかも。
大人だって、トイレに行きたくなったら何をしていても心ここに在らずになりますよね!笑
子どもも一緒で、身体の欲求が満たされていないと、他のことに集中できないんです。
EYLF Outcome 3ってどんな力?
EYLF(Early Years Learning Framework)は、オーストラリアの幼児教育指針です。
その中のOutcome 3は、「子どもが心身ともに健康で、安全・安心な暮らしを送る力を育む」こと。
日本語にするとちょっと硬いですが、目指しているのはこんな姿です:
- 自分の身体や健康について、少しずつ知っていく
- 「疲れた」「お腹すいた」「怖い」など、自分の状態に気づけるようになる
- 安全な環境の中で、のびのびと自己表現できる
- 健康的な生活習慣を、日々の経験の中で自然に身につけていく
ポイントは、大人が「させる」んじゃなくて、子ども自身が「気づいていく」という視点です。
ここ、すごく大事なので次のセクションでもう少し深掘りします👇
「自分の状態に気づく力」を育てるということ
子どもが泣いていたり、グズグズしているとき、
大人はどうしてもすぐ「解決」したくなりますよね。
「お腹空いた?ご飯にしよっか」
「眠いの?じゃあ寝よ」
もちろん、それ自体は悪くない。
でもEYLFが大切にしているのは、子ども自身が自分の身体の声に気づく力を育てること。
「なんだかぼーっとするな」
「お腹がきゅーってする」
「なんか怖くて近づきたくない」
こういう感覚を自分で感じとって、言葉にしたり、行動で示したりできるようになること。
これが、Outcome 3の本当に大事な部分です。
だから大人の役割は、先回りして全部解決することじゃなくて、
「子どもがサインを出せる環境」と「安心して伝えられる関係性」を整えることなんですよね。
じゃあ、大人はどんな関わり方をすればいい?
難しく考えなくて大丈夫!ちょっとした言葉かけで全然変わります😊
💬 「なんかぼーっとしてる?眠いかな?」
→ 状態を一緒に確認する問いかけ。答えさせることより、気づきを促すことが目的。
💬 「お腹すいた?」じゃなくて「お腹どんな感じ?」
→ Yes/Noじゃなくて、自分で感じる言葉を引き出す。
💬 「怖かったね。怖いって思ったら教えてね。」
→ 感情に名前をつけてあげること。自分の状態を言語化する力につながります。
子どもって、「言っていい」「聞いてもらえる」と思ったら、ちゃんと伝えてくるんです。
その関係性と環境を、日々少しずつ育てていくこと。
それが、マズローの「生理的欲求・安全の欲求」を満たすことにも、EYLFのOutcome 3にも、つながっていくんです🌿
「ここにいると安心」が、全部の土台になる
「この場所は安全だ」
「この人には伝えていい」
子どもがそう感じられてはじめて、遊びへの意欲も、学びへの好奇心も、花開きます。
だからこそEYLFでは、「Belonging(安心して居られること)」が、すべての学びの土台として大切にされているんです。
「なぜグズってるの!?」と解決を急ぐ前に、
「何か感じてることがあるのかな」とちょっと立ち止まってみる。
それだけで、子どもとの関係がぐっとラクになることがありますよ😊
マズロー第3段階(所属と愛の欲求)× EYLF Outcome 1(アイデンティティ)について!
「わたしはここにいていい」と子どもが感じられるための関わり方を深掘りします✨
最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊
今日もみんなが笑顔で過ごせて
穏やかに熟睡できますように🩵
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